格安スマホ検証の2回目です
今回は、スキー用アプリのSNOWAYで検証してみました
- 同じアプリを2台で検証
- 使用した機種
- 滑走したコースの比較
- iPhone8の1本目の滑走データ
- A73の1本目の滑走データ
- A73の2本目の滑走データ
- A73の3本目の滑走データ
- iPhone8とA73の搭載センサー
- センサーの差?
- Androidで取得したデータをiPhone8で見たら
- 状況を整理する
- 今回の検証では
同じアプリを2台で検証
スキーで滑走したデータを取るために、SNOWAYを使ってますが、丸沼高原スキー場で春スキーを楽しんだときに2台のスマホでデータを取得してましたが、取得されたデータに差異が出てました
少し面白い結果が取れました
使用した機種
iPhone8
OS:15.4
SNOWAYのバージョン:3.3.8
OPPO A73
OS:ColorOS V11(Android11)
SNOWAYのバージョン:3.3.9
両機とも、ウェアの内ポケットに入れている状態にしています
滑走したコースの比較
1日滑走した結果です
左がiPhone8、右がA73です
黄色のラインが滑走していることになってるところです
いろいろな所で違いがありますね
滑走したマップに書かれているデータ8(赤枠内)を表にしてみました
機種 | 滑走距離 | 滑走時間 | 滑走本数 |
iPhone8 | 37.9キロ | 6時間14分 | 24本 |
A73 | 53キロ | 5時間7分 | 31本 |
距離、時間、本数とも、大きく異なってます
滑走距離、滑走本数は、iPhone8のほうが少なくなってますが、滑走時間のほうは、iPhone8のほうが長くなってます
iPhone8の1本目の滑走データ
問題なく取得出来てます
A73の1本目の滑走データ
1本目は、なんとロープウェー乗り場から滑走したことになってます
ロープウェーに乗るために、一度建物に入るため、GPSが標高データをうまく取得出来ず、標高データがずれた為に起きたかもしれません
A73の2本目の滑走データ
2本目は、ロープウェーに乗車中
この区間は、一度標高が下がる区間なので、標高が下がったので、滑走したと判定したのでしょうね
A73の3本目の滑走データ
3本目は、普通に滑ったので問題なく取得出来てます
iPhone8とは滑り始めの時間が違ってます
iPhone8とA73の搭載センサー
それぞれのスマホに搭載されているセンサーを見てみました
iPhone8
加速度センサー、ジャイロセンサー、気圧計
A73
加速度センサー、ジャイロセンサー
位置情報は、両機とも、GPS、みちびきに対応してます
違いは、iPhone8には気圧計があり、標高を計算するのに、使われてるようです
センサーの差?
iPhone8のほうが、気圧計による標高計算することで、より正確な標高が導き出せてるのかもしれません
そうなると、やはりiPhone8のほう、地図アプリを使用するのに適してるのでしょうか
Androidで取得したデータをiPhone8で見たら
少しおかしな現象がありました
A73のデータです
これだけ見ると、問題なく表示されてます
それを、iPhone8で表示してみると、
トータルのデータは正しいのですが、それぞれの滑走データが正しく表示されません。。。
それぞれ見てると
1本目の滑走時間は、10時57分ー11時9分
2本目の滑走時間は、11時29分ー11時39分
3本目の滑走時間は、10時1分ー10時3分
と並びがデタラメですね。。。
実際の1本目の滑走データは、9本目に滑ったことになってました
これはバグでしょうね
状況を整理する
・Androidで非公開で保存し、そのデータをiOSでみると、各滑走データが正しく表示されない(非公開だと、WEBでは見れない)
・Androidで公開で保存し、WEBで見ると、正しく表示されるが、そのデータをiOSでみると、各滑走データが正しく表示されない
・iOSで保存したデータは、Androidでは、正しく表示される
ということは、簡単に書くと
Androidで保存したデータをiOSで表示すると、各滑走データが正しく表示されない
ということですね
今回の検証では
登山とスキーで使用したアプリは違いますが、フィールドが山ということで、似たような環境と思います
前回は、格安スマホを地図アプリで検証してみましたが、今回はスキーで使って、ログは問題なく取得してました
GPSのログという点では、格安スマホも使用出来る範囲と思えます
あと、耐久性はどうでしょうかね
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